21世紀がやってきました。 子供のころ、ずっと先のことだと思ていた夢の時代が、いま始まりました。
激動の20世紀といわれた去年までのことは、やがて記憶の中に埋もれていきます。
毎年、年賀状には様々な決意、希望、そして願いが込められ、その想いを伝えたい人々の元へ運ば
れていきます。 今年の年賀状には21世紀という言葉がたくさん使われていることでしょう。
この21世紀のスタートとともに、株式会社イーストビューも新しい歴史を刻み始めます。
昨年11月にイーストビュー第2事業部は、株式会社イーストビューアルファとして分社独立いたしました。
企業の合併や統合が相次ぐ中、なぜ分社なのか、いぶかしがる方も少なくないと思います。でも、今まで
以上のレスポンスと、より丁寧な仕事をご提供するための最善の方法が選択できたと確信しています。
より速く、そして緻密に。
たとえば、ここにすごく上等な生地で仕立てたスーツがあったとします。 それは最新のテクノロジを
利用したコンピュータによる立体裁断で、その人の体形に寸分の狂いもない仕上がりであることは
いうまでもありません。 袖を通した瞬間、あたかもずっと前から愛用していたかのように体に馴染む
スーツには、実はひとつの大事な技術が隠されています。 それは、「着心地」という感覚に表現され
デジタルではいまだ解決できない領域で、最後に打つ職人のプラスαの一針が仕上げを大きく左右します。
デジタル化される様々なアイテムに対し、常にプラスαの感性を持ってオペレートしていくこと、
社名のαには、こんな意味が込められています。
20世紀にたくさんのビジネスの場をご提供いただいた皆様に、21世紀は今まで以上のプラスαで
お応えできるよう、より一層の努力を続けてまいります。