世界の様々なところで「やり直し」の声が上がっています。
うまく事が運んで喜んだり、思い通りにいかず苦悩したり、国も都市も、会社も
個人も、それぞれの中での悲喜交々がありました。
海外では、
アメリカとフィリピンに新種のリーダーが誕生。 いままでの政策や方針、しが
らみをゼロベースに戻しての「やり直し」。 EUのBREXIT騒動では、僅差で敗れ
た残留希望組からは「投票やり直し!」の恨み節も聞こえてきました。分断された
世論をまとめ直すため、リーダーにはProducerとしての統率力が問われます。
日本では、
圧倒的な民意をバックに、新しい東京都知事が次々と大ナタを振るっています。
築地市場移転、オリンピック予算、広尾病院移転、国も巻き込んでの全部見直し。
かかわった人それぞれに悲喜交々の「やり直し」の中、今ここで必要なことは
不毛な論争ではなく、変更に機敏に反応する行動力です。
事の大小を問わず、やり直しに必要なものは、企画力=Planning、取り纏め力
=Produce。これに敏捷性=Agilityを持たせることにより、短期間で目標に近づき
成功と繁栄=Prosperityをもたらすのです。
うまくいかないことのほうがほとんど。
それでも朝が来ればまたやり直そうと思う、だから人間は成長する。
4つの頭文字をとったら、PPAPになってしまいました。
2017年、明るい一年になりそうです。