昨年の12月半ば、所用で関西へ向かう新幹線の窓から見た富士山は冬の澄み切った青空を背景に
その美しい姿をみせていました。
青い空は人々に希望を与え心を清々しくしてくれます。
2010年の日本経済はリーマンショックの大嵐後の回復が大幅に遅れ、暗い曇り空続きでした。
GDPは危機前水準に届かず、失業率は相変わらず減少せず、鉱工業生産指数も欧米に比較して
日本だけが減少するなど、台風一過の青空とは程遠い空模様でした。
これでは私たちは前進する意欲を失ってしまいます。
希望に満ちた青空を自らの手で取り戻さなくてはなりません。
今から25年以上前の1985年に公開されたネバーエンディングストーリーという映画がありました。
原作はドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ。 人の心を蝕む「暗黒の虚無」による世界の崩壊を
救うため、最後の望みを託された少年が長い旅の末に希望の青空を取り戻すストーリーです。
ずいぶん前の作品ですので、最近のCGや3Dのクオリティには遠く及びませんが、物語が伝えたかった
メッセージは今の時代にこそ輝いて見えてきます。
年の初めに、心の瞳で見上げる空は青いか?
2010年の東京、空が見える時間に晴れマークがついた日は、255日もありました。
青空確率:69.9%、意外とあるものですね・・・
私たちイーストビューアルファも、改めて自分自身を問い直し、大いなる希望と目標を持って、
2011年を走り出したいと思います。