感性の目を取り戻す

待ったなしに時間が過ぎ去り、新年のご挨拶の時期になりました。
厳しい社会状況の中、生き残りを賭けた戦いはまだまだ続いています。昨年もたくさんのビジネスチャンスを いただけましたことを厚く御礼申し上げるとともに、企画コンペに勝ち残れなかった苦い思いと力不足の現実 に悔しい思いもたくさん経験しました。


業務を遂行する上で、理論や知識は勿論のこと、仕上がりにプラスαを与える要素に感性が必要であると 思っています。私たちの主要業務のひとつであるイベントにおいて、企画書は設計図を意味し、そしてオペ レーションマニュアルや進行台本は取説の役割を果たすと考えます。 設計図には緻密な構造計算と原寸大 になったときを見通す空間的視力、さらには豊かな感性に彩られる演出要素が不可欠です。


2005年、私たちイーストビューアルファの忙しさは変わりません。しかし、その中において、感性という豊かさの側面を備えた企画提案を続けてゆく所存です。昨秋から加わった新メンバーと共に、今年も会社設立時からのテーマを忘れることなく、クライアントにとってプラスαの存在であり続けたいと思います。


より速く、 そして緻密に。


都内のある幼稚園で、先生が園児たちにこんな質問をしました。「雪が溶けると何になる?」。30人近くいる子供たちの大半は「みず!」と元気よく答えましたが、3人だけが違う答えを返したそうです。

「雪が溶けると、 春になる!」

私たち大人が忘れてしまった豊かな感性が、この言葉にあふれています。

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2005年 1月1日
株式会社 イーストビューアルファ