ごく当たり前のことのようですが、実はこれがなかなか難しいのです。
ただ闇雲に突き進んでも決してよい結果は生まれません。
2017年は進むべき方向を見誤った迷走が多くみられました。
疲弊した製造現場では、嘘をついてまでも高品質というラベルに執着した結果
築き上げてきた信頼とプライドに大きな傷を残しました。
現実を軽視した経営者の無謀な課題や目標が、日本を代表する企業の売却や
存続の危機を引き起こしたのです。
日本も含めた国際社会では、トップの暴走とも思える言動が秩序の混迷を
招き、武力衝突の危険を高めています。
自分たちのためだけではなく、国境を越えたバランスを考えるリーダーとしての
鷹揚な構えができないほど足元が揺らいでしまっているのでしょうか。
そんな中で目に留まった言葉がありました。
Keep on Going
さらに前進、また前進を私たちは続けなくちゃいけない。
100歳を超えても現役の医師を続けた日野原重明先生が遺したメッセージです。
人として、リーダーとしての責任と想いが込められていると感じます。
日野原先生も、こはぜ屋の宮沢社長も、大きな目標に向かい正しいと信じたことを
曲げずに進む信念と実行力が大きな実りをもたらすことを教えています。
一歩一歩、 前進あるのみ。 靴の種類は問いません。