ソリューションについて考える

「解決」 辞書にはこのような訳が載っていますが、溶解または崩壊などといった解釈も兼ね備える不思議な単語です。
おそらく“IT”よりも早い時期に使われ始めたこの言葉は、いつの間にかその範疇を飛び越え、いたるところで目に するようになりました。


この概念を育てたIT業界では、異なる複数のハードウェアとソフトウェアを高次元でシステム化し、クライアントの要求 に対して最適な結果を引き出すことはもとより、新たな価値を生み出す仕掛けや、導入によって劇的な変化をもた らす仕組み、そしてハイレベルな運用スキルをも含めた包括的な解答がソリューションであったと理解しています。


しかし、混沌とする経済やボーダレス環境の出現によって、ソリューションは自らの解釈を大きく広げ、社会の様々な レイヤーにおいて複数の知恵と道具の最適な組み合わせが常に要求されています。


私たちイーストビューアルファも、昨年は小さいながらもソリューションの構築を目指し、多くの皆様からのご指導と ご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。

そして今年は、拡張性と可用性に注視しながら、会社設立時からのテーマを忘れずに一層の努力を続けてまいります。


より速く、そして緻密に。


2003年は、私たち自身がひとつのソリューションとして、時には大きなソリューションのエレメントとして、色々な場面と時間の中で、プラスαの存在でありたいと思います。

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2003年1月1日
株式会社 イーストビューアルファ